わびしさと切なさと力強さと(2022/11/18今朝の一枚)
おはようございます。朝活として”今朝の一枚”を選んでブログにアップするようになり、これまで撮りためてきた写真を振り返るのが楽しいです。パソコンに保存したままになっていた、いつか出したいと思っていた写真たちが浮かばれるような想い。今朝の一枚に使っている写真はiPhoneで撮ったものも多いですが、ミラーレス一眼で撮ってパソコンの中に入れてある写真もどんどん表に出していこうと思います。
今朝の一枚はこちら。
先日高知県四万十市のトンボ公園を訪れた時に撮ったものです。トンボや花を探してずっとうつむいて歩いていた中、ふと空を見上げたら目に入ってきた光景。
葉を落として冬支度している木々。むきだしになった枝が描く線はまるで空を走る血管のようで、秋から冬へと向かうわびしさと切なさの中に力強さを感じるのです。
移ろいゆく季節の中で、その時にしか見ることのできない情景。
花咲き誇る春
緑輝く夏
紅に染まる秋
厳しい寒さを耐え忍ぶ冬
どの季節にもそれぞれの美しさがあって。
20年前にワーキングホリデーで丸一年オーストラリアで暮らしたのですが、日本のようにはっきりとした四季はなくて。2月の末に帰国した時、背筋がしゃんと伸びるような冬の寒さがとても気持ちよかったのを覚えています。
年中あったかい方が暮らしやすいと思っていたけど、四季があるからこそメリハリがつくんですね。なんていうか、自然とともに生き、ともに呼吸しているような感覚です。
寒いのは苦手だけど、冬だからこそのお楽しみもあるなあ。夜空の美しさとか、こたつのあったかさとか。高知ではめったに降らないけど雪に包まれた真っ白な世界も素敵。
今年の冬はどんなシーンを撮ろうかな。カメラのある生活、いいですよ♪
ではでは今日もご安全に過ごされますように。